NFS The RUN Limited Edition - PC ファーストインプレッション

NFS:The RUN PC
Battlefield3 と同じエンジンを使っているということで期待大だったThe RUN ですが、実際にプレイして見ました。
結論から申し上げますと、序盤をプレイした感じでは「NFS HotPursuit 2011 劣化バージョン」といったところ。
スクリプトによる各種障害物避け系イベントが多く、レースがおまけっぽくなってしまっています。


NFS:The RUN PC

特にイベント系でのインタラクションがやたらに多く(自動進行するイベント中にキー入力を要求されるアレ)、しかもPC版にも関わらずXBOXコントローラーに最適化されており、G25などといったステアリングコントローラーであってもXとかYとかAとかBとかRTとかLTといったXBOXのキー入力で指定されるため、ストレスが貯まります。
NFS:The RUN PC

しかも要求が頻繁に発生することもあり、なかなかムービーを鑑賞することもままならない演出となっています。
NFS:The RUN PC
ストーリー自体ほぼ存在意義が無い感じのどうでも良い感じなのですが、一応謎の組織に抹殺されそうになる主人公がいきなり女にキャノンボール風の大陸横断レースに出場させられることになるという感じ。

車はどうするのかというと、最初はガレージから選択。
それ以降はアンロック済みクラスの車にレース中ガソリンスタンドに飛び込んで乗り換えるという大胆な仕様です。

NFS:The RUN PC

アンロック要素の多さは特筆すべきですが、なんとスリップストリームなどもアンロック要素。アンロックされるまではライバルカーの後ろにへばりついても全くスリップが利かない仕様。

操作性

PCに最適化されていない割にそれほど悪くもなく、ステアリングコントローラーではほぼゲームにならない NFS Hot Puersuit 2011 にくらべ格段の進歩が見られますが、ドリフトに関してはまったく爽快感が無い Shift2 の操作性を伝承した感じになっています。
 Codemastersのゲームにも見受けられるような何かの拍子でキーアサインが初期化されてしまう現象が本ゲームでも発生します。
NFS:The RUN PC


画質

Frostbite2 による描画は素晴らしいですが、ボンネットビューで走っている最中にその優位性を感じることはなかなか難しいようです。
どうみても平凡な画質にしか見えません。
NFS:The RUN PC
 しかもPC版は現在30fps固定というなにかの罰ゲームのような縛りがあり、せっかくPC版をかったのに、1920x1080以上の高解像度で遊べるという以外にコンソールに対する優位性がありません。

NFS:The RUN PC
 しかし、イベントシーンなどでの人物などのレンダリングは素晴らしく、さすがFrostbite2といったところでしょうか。
一見プリレンダに見えるような画質ですね。

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