Blackwidow Chroma vs K70 RGB

Razer Blackwidow Chroma 2014
Corsair K70 RGB
K70Chromaのいろいろ細かな話。



明るさ比較

Razer Blackwidow Chroma 2014
Corsair K70 RGB
キースイッチ自体が光を透過させキーの周辺を光らせるデザインのK70に対して、ベースパネルで拡散させることでキーの周りが発光しているように見せている Blackwidowの光方の差は好みの問題だと思います。
LEDの輝度の差があるので、どちらが効率が良いかはわかりませんが、見た目ではRazerのほうが「かっちり」した感じになります。

さらに拡大(露出固定)

Corsair K70 RGB
100% Brightness
Razer Blackwidow Chroma
100% Brightness
キートップのフォントも影響してそうです。
K70はベースパネル=筐体TOPパネルを兼ねており、凝った作りですがスイッチ周辺にもろにホコリが入りそうなデザインです。

KXX RGBシリーズのリリース直後のロットから変更された "CORSAIR GAMING" ロゴには賛否あるようですが、個人的にはどうでもよいかんじ。

Corsair K70 RGB
Chromaは BlackwidowシリーズということでLED以外の仕様はほぼ変わっていません。
CAPS LOCKや NUM,SCROLL LOCKインジケータおよびマクロ、ゲームモードインジケータはすべて白色となっており、緑に比べ視認性は少し落ちた感じです。

Blackwidow Chroma 2014
K70は独立したLEDインジケータが表面に露出しており、十分な視認性です。

Corsair K70 RGB
Corsairに無いのはマイク、ヘッドフォン端子とUSBバス。

Blackwidow Chroma 2014

ソフトウェア

Synapse2.0 と CUE 1.2.77 のプロファイル設定
どちらも、特定アプリケーション(exeファイルなど)と関連付けをし、起動時に連動したプロファイルに切り替えを行うという仕様です。

Synapse2.0の場合

プロファイル「+」新規作成し名称をつける
その後、プログラムをリンクをチェックし、exeを選択する
また、Synapseには「ディスプレイスリープ」でキーボードも消灯するオプションがあります。
この機能はCUEに存在しません。
個人的にはこの挙動が好ましいのですが今後CUEに実装されるかは判りません。

CUEの場合

プロファイル右端右クリックから「プロファイルを変更する」
プログラムへのリンクプロファイルをチェック
閲覧ボタンで exeを選択
CUEは実際奥の方に入り込むと何がどこに設定されているのかものすごく大変な作り。
プログラムとのリンク一つとっても階層が1つ多いのがCUE。
こういうUXと機能の複雑さの兼ね合いは難しいところですね。

起動/終了の挙動

K70はBIOSの不具合でようやくOSシャットダウンでLEDが消えるようになりました。
ついでに動画を撮っておいたので・・・


ところで

K70には手前側にも「足」があります。
K70 RGB
手前上がり好きって居るのかな??

Chroma or K70 RGB?

今のところ、光り方の多様性やアルミボディの質感(キートップを除く)などで価格相応ですが、K70。
一方、ソフトウェアを含めトータルで考えれば Chroma 。
ただ、日本市場において K** RGB シリーズは赤軸オンリー。
Chromaは 緑軸(Cherry青軸相当)しかリリースされていません。
最も、「スイッチ優先」の場合は両者以外の選択肢も存在するわけなので、そもそもマルチカラー系LEDキーボードを選択するなら「スイッチは関係ない」って感じでしょうか。