Logitech / Logicool Arx Control

Logitech / Logicool Arx
Logicool のスマートフォン/タブレット用アプリ Arx Control (以下、Arx)。
10月にひっそりとリリースされていた模様。
現時点で、iOS用/Android用が存在しています。

おおまかな動作条件は、Logicool Gameソフトウェア* が動作しているPCが同一LAN上に存在してて且つ、少なくともGameソフトウェアに1つ以上のLogicoolデバイスが認識されている状態であることが起動条件のようです。
*「ゲーミング」なのか「ゲーム」なのかはっきりしません

iOS/Androidともにアプリ起動時に、wi-fi -> Gameソフトウェア -> デバイス の順で条件を満たしているかあるいは接続状況をチェックします。

G910のリリースとともに発表されているので、てっきりG910専用なのかと思っていましたよ。


PC側
ロジクール Gameソフトウェア 8.56.109
windows 7
ご覧のように既に幾つかのプロファイルが作成されている状態です。
最近のロジは従来のSetpointではなく、Gameソフトウェアというとらえどころのないネーミングのアプリケーションで管理します。
内容はほぼ同じですが、昔に比べて使いやすく不具合もあまり無いので安定しています。
一般的な使い方をしている環境下ではOSの起動時に勝手に常駐する設定になっているはず。

iOS版

Arx / iOS
iPhone6 plus
現時点ではiPhone6 plus には最適化されておらず、少しがっかりする品質のスクリーンです。PC側のプロファイルが表示されており、タップすると・・・

Arx / iOS
iPhone6 plus
起動できます。
ただし、Steamアプリの場合は当然ながらSteamが起動している必要があるので注意。
また、たとえSteamが起動しているケースでも Uplay経由で起動するUBI系の(ex.WatchDogs)起動は普通にやっても出来ませんでした。
これら一部のゲームはSteamのURIスキーム起動でして、Gamingソフトウェアが *.exe の起動にしか現状対応していないことが原因。

Arx / iOS
iPhone6 plus
「PC統計」では、CPUのコア別の負荷とGPUのステータス及びメモリーの情報が表示。
レスポンスもなかなかです。
iOS版は縦画面のみで回転しません。

Android版

Arx / Android
Nexus7 2013
Android版の方が最適化されている印象。
機能的には同じですが、画面を広く使っています。
タブレットモード所以かもしれません。電話モードだともう少し違うかも。

Arx / Android
Nexus7 2013
Android版は横画面に対応しており、ホリゾンタルな画面モードも実装されています。
とは言え、あまり効率良く画面を使えていない印象。

Arx / Android
Nexus7 2013
「メディア」は他のメニューとは異なり、画面下部に一部オーバーラップする感じで表示され、どのモードでも起動可能。
いわゆるメディアキーとして動作します。
iTunesやWinAmpなどのワイヤレスコマンダーとして使えます。

Arx / Android
Nexus7 2013
ロジマウスの場合は、マウスの速度の変更もArxで可能です。
ただし、DPIステージが近接していると画面のような状態になってしまうのは少し改良の余地あり。
バーチカルスクリーンのみ対応のiOSですとさらに調整は困難。

Arx / Android
Nexus7 2013
ホリゾンタルなレイアウトが一番しっくり来る感じの「PC統計」
CPUなんかは、16コアでもイケそうです。

なお、いづれのバージョンも画面下部のメニューは「アプレット」扱いで、追加削除できるようです。このあたりは G15シリーズのアプレットに似ています。

アプレットは?

Arx applet Assetto Corsa
Arxのサイトなどを見ると・・・
Assetto Corsa のメーターアプレットが存在していますが、現時点で入手方法が謎でした。少ししか情報収集してませんが、まだまだ情報が少ない感じ。


・・・というか

これなら Roccat Power Grid でいいじゃん。