Razer Blackwidow Chroma Configurator

Blackwidow Chroma
K70 RGB に対して、G910ChromaのLEDの設定はそっけなかったのですが、Razerが予告通り2015年1月6日(日本時間7日)に新コンフィグレーターをリリースしました。
早速使ってみたのですが、はっきり言ってCUEを超えた感が・・・




導入

Synapse 2.0 1.18
Synapse2.0からアップデートの確認をします。

Chroma Configurator
再起動
導入はこれだけです。

Synapse のバージョンは変化なし
起動

照明タブがそっけなく
CHROMA コンフィグレーター起動リンクに変更
ちなみに Chroma リリース直後のバージョン

従来はそっけない
コンフィグレーター

まずSynapse上でプロファイルを選択してからコンフィグレーターを開きます。

Configurator
あとは直感的に。
プリセットは一見プリセットプロファイルのように見えますが、いくつかの固定パターンで静的レイヤーを追加するだけなので少しわかりにくい。

各レイヤーに対するLEDの効果は従来と変化ありませんが、レイヤー内でもエリア別に動きや色を変えることができたりとなかなか高機能。
レイヤーの順序の変更及び、非表示もできる。
(非表示にしたレイヤーは確定時に消されてしまうので注意)

プロファイルは最終的に個々のレイヤーは合成されて出力されます。
CUEでもほとんど同じことができますが、Razerの方が直感的な操作が可能になっています。

例えば・・・

最上位レイヤー
2番め
3番め
4番め
と4レイヤーを重ねます。
こんな感じ。


別プロファイル

今までCorsair CUE でしか不可能だったことがChromaでもできるようになっています。

細かな点を言えば、グラデーションの色変化点の制約があったり、下レイヤーの上にキー反応レイヤーを重ねた時に、AND合成されないとかありますが、CUEよりわかりやすくある意味抽象化することで複雑な機能を割りと簡単に使えるよう設計されたUXに仕上がっています。

Synapse 2.0 はプロファイルの切り替えが少し遅いのが未だに修正できないとかありますが、しばらく使ってみてもLEDはスタックするとかの症状も無く安定しています。


CUEは終わったな

ソフトウェアの安定性部分で苦しんでいる感のあるCorsairですが、もはやこのConfigurator を見てしまうとRazerに一日の長があるという感じでしょうか。

Razerも2年前の Synapse 2.0 リリース当時は散々でしたが、最近のアップデートはかなり安定しており、安心して使えるようになってきていますし、今回の Configurator もしばらく使ってみた感じは問題となる症状は出ていません。

Logicoolも頑張れ

こうしてみると、RGB LED メカニカル 御三家の G910 のしょぼさが際立ってしまいます。Logicoolも今後バージョンアップすると思われますが、現状では Razer Blackwidow chroma が個人的にはいい感じです。